バックパッカー、世界一周、もう古くない?人生100年時代にふさわしい新しい世界一周の提案

世界一周に掛かる資金は平均で約200万円で、日数は半年から1年が相場。人がぎゅうぎゅうに詰め込まれた清潔とは言えない安宿を利用してもこのくらい掛かる。

まえおき

若い頃アメリカバックパッカー旅をしていた父親から、

「大学生のうちにバックパッカーとして日本中、世界中を旅するべきだ」

と言われました。当時まだ大学生で、突然の発言にポカーンとしている私に父はこう続けました。

「そしてここに100万ある、世界一周するならこれをやろう」

私はこの提案を断りました。詳細に述べるならば100万は受け取り、父を説得して世界一周ではなく他の事に使用しました。

短く限られた時間や少ない予算の中若いバックパッカーが世界一周しようとする場合、資金、時間、ある程度ストレスに対する我慢などを対価として支払う必要があります。果たしてそれを払う価値が世界一周にあるのか考えた結果、世界一周ではなく違う事に使った方が良いと判断しました。

世界一周したい若いバックパッカーが支払う対価3つ

平均約200万円

半年〜1年(今後の人生設計に大きく寄与する時期の半年は、老後暇を持て余した人の半年より比較的価値が高いと思う)

決して良いとは言えない生活環境への我慢

世界一周で得るリターン

・人との出会い

ぎゅうぎゅうに人がが詰め込まれた安宿で出会う同志たちとの出会いは大切で、かけがえのないもの、一期一会だと思う方もいると思います。確かに大切だし、今のような時代こそコネクションは価値が高いと私も思います。しかしそれバックパッカーとして世界一周してないと得られないものではないと思います。

・経験?

・世界一周達成という結果

バックパッカーとしての世界一周をやめたらと思う理由3つ

色々な国を少しずつかじるより1つ1つの国をよく理解することの方が価値が高いと思うから

若いバックパッカー世界一周者の大多数がする、駆け足で早送りのような世界一周はおすすめ出来ません。なぜやるのか、世界一周しましたっていうタイトルが欲しいだけなのかなと思います。

世界一周をした人は今日の社会において、割と籠りがちな日本でさえ結構な数いて、世界規模で見ると途方も無い人数いる。

経済学には位置財という概念があります。位置財とは簡単にいうと、あらゆる事物の価値の高低は、それを持たざる人がいる事に依存しているという事です。つまり他人が持たない物、考え、経験は価値が高い事となります。

世界一周をしたという結果は若いバックパッカーが考えるほど、社会において価値は高くないと考えられます。先ほど述べたように先人が星の数ほどおり、その人達が情報を公開していて、それに影響を受けて、行こうとしている人が多い。

誰もそれをやってない時代にやった人の経験とそれを真似た人の経験の価値は差が大きいと思う。今日の若いバックパッカーは、インターネットが今程普及してなかった時代にバックパッカーとして世界を回っていた人達(以下昔の人、これは略称であり他意はありませんしあの時代に世界に飛び出した人達の事は本当に尊敬しております。本も沢山持っています)の言葉に影響を受け、もしくはその影響を受けた人達の言葉に影響を受けている方が多いと思います。

今程お金も情報もない時代に世界に興味を持ち日本を飛び出したバックパッカーの方々がもし現代に生まれていたら、おそらくバックパッカーとして世界一周なんて事しない。

昔の人が当時世界を見て回りたいと考えた時、やはりバックパッカーとして世界一周が最良の選択と言えるでしょう。卒業までの半年や仕事を辞め資金が尽きるまでの1年など限られた時間の中で昔の人は世界を見て回る必要がありました。その為世界をまるで早送りのように駆け足で一周する必要があったのです。
しかし現在はインターネット上に沢山の情報があります。世界を見て回る事ならインターネットで簡単にできます。もしあなたに世界一周する時間と資金があるならば、それはせずにインターネットや書物からでは得られない、実際に経験しないと分からない価値の高い体験をするべきだと考えます。

バックパッカーとして世界一周する資金と時間がある方へ、代替案の紹介

半年間の世界一周よりも1つの国に2ヶ月以上の長期滞在。

世界一周をするんだっていう目標に囚われてせっかくの旅を忙しない移動に費やすのであれば、最低1ヶ月は1つの国、地域に的を絞ってそこで長いスパンで暮らし、他の国へという方が良い経験となると考えました。少し飽きたら小旅行に行ったり、こちらの方が同じ時間とお金の使い方なのにゆとりがある気がしませんか。何よりも安宿泊まらなくていいし。
インターネットで暮らしてみたい、好きになれそうな国を探して、実際に暮らす。インターネットや本では分からない事だらけである事が分かると思います。これを自覚する事や実際に現地に住む人々しか知らない情報を得る事の方があなたの貴重な時間とお金を払う価値があると思います。今ならAirbnbやその他ショートステイアパートをインターネットで探せます。これ昔では簡単にできなかったと思います。1ヶ月単位で借りると1泊換算でドミトリーと同じかそれよりも安いくらいの金額のアパートもたくさん出てきます。しかもドミトリーよりも快適で綺麗で1人部屋です。

つまり何が言いたいのか

インターネットに情報が溢れる社会で、インターネットが無い時代と同じ事をやる事はその資金と時間を費やす価値は無いかもしれません。個人が膨大な情報にアクセスできる時代だから持っている情報や経験の量ではなく質が重要だと思います。

バックパッカーとして世界一周、自転車、船、飛行機、徒歩など手段はわかりませんが、ただ道中の写真をパシャパシャ撮り、#世界一周中 とSNSに上げて、世界を早送りのように巡り、すべての国に行った事がありますと言えるけど、1つの国に対し深く突っ込まれると会話に困るのか。
1つの国を尊重し、好きになり、暮らし、現地の人しか知らない情報や有意義な人との繋がりを得て、SNSでも、会話でも、誰もが感心する話のネタを得るのか。

私は1つ1つの国を尊重し、好きになり、いつか全ての国を深く知る為、ゆっくりと世界一周、いや世界制覇を目指します。

終わりに

少しばかりバイアスのかかった意見過ぎたかもしれません。もちろん個人的な考えだし、バックパッカーとして世界一周するという大きなチャレンジをしている皆様の決断を否定する意見ではなく、こうするべきだという批判的な意見でもなく、あくまでもバックパッカーとして世界一周する資金と時間に対して他の使い道もあるのではないかという提案に過ぎません。

私自身若い頃アメリカバックパッカー旅をしていた父親から、大学生のうちにバックパッカーとして日本中、世界中を旅するべきだと言われていました。昔の人は自分がそれで良い経験を得たからそう勧めるのです。これは当たり前ですよね。しかし現在と当時の価値が同じと簡単に考える事は危険なのではないかと思うのです。

実際父から受け取ったお金で私は父の言葉には従わず、好きになれそうな国でまるで暮らすように滞在しました。そしてその時に得た体験が素晴らしいと感じ、世界や旅に興味がある人々に「暮らすように旅する概念」が広がって、私が得たような素晴らしい経験を体感する人が増えて欲しいと思うようになりました。そして、海外在住者が発信できるようなメディアがあったらと思い立ち海外専門のソーシャルニュースメディアHIROREPUBLIChttps://hirorepublic.com)を作りました。まだベータ版段階ですが、これから成長させていきたいと思っております。

実際海外生活をして、日本人向けに副業で何かやろうとした時の大手プラットフォームの高い手数料がいやで、HIROREPUBLICでは現地市民記者(当社ではOfficer)として選ばれた海外在住者の方が多種多様なサービス(現地ガイド、翻訳等)や商品(現地特産品、輸入ビジネス仕入れ代理)を手数料なしで販売できる仕組みも提供しています。Officerに興味がある方はこちらのリンクへ(https://hirorepublic.com/page-76/

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