イギリスEU離脱に関する総選挙が12月12日に正式決定

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英ジョンソン首相は、EU(ヨーロッパ連合)から期限通りに離脱できなかったことは失望せざるを得ないとし、12月に行われる総選挙で与党が勝利すれば、来年1月には離脱を絶対に実現すると強調しました。

英ジョンソン首相は就任以来、EUからの離脱期限だった10月31日には何があっても離脱すると繰り返してきましたが、離脱の条件をめぐるEUとの新たな合意について議会から承認を得ることができず、期限は来年1月末まで延期されました。

背景

ジョンソン首相は31日、公式の場にて

「議会には、離脱に反対し、妨げようとする人々がたくさんいる。EUとの合意はすばらしいものなのに本当に失望している」

と述べました。

そのうえで、来月12日に行われる総選挙で与党・保守党が勝利すれば、遅くとも来年1月には離脱できると強調しました。

一方、最大野党・労働党は本格的な選挙活動を始め、コービン党首は演説で、

「ジョンソン首相は、離脱延期を求めるくらいなら死んだほうがましだと言っていたのに失敗した」

と首相の対応を批判しました。

さらに

「今こそ真の変革の時だ。われわれが政権をとったら6か月以内に離脱問題を解決する。EUとのよりよい合意を得て、離脱するのか、それとも残留するのか、国民に決めてもらう」

と述べ、離脱をめぐって再び国民に判断を求める考えを示しました。

総選挙では、EUからの離脱の是非が最大の争点となり、各政党が攻防が続いています。

英国の最新の世論調査

大手調査会社の「YouGov」が総選挙でどの政党に投票するかについて10月29日から30日にかけて行った世論調査によると、与党・保守党が36%と大きくリードし、続いて、最大野党・労働党が21%、自由民主党が18%、それに離脱党が13%となっています。

総選挙は12月12日に正式決定

英国では、総選挙を前倒しで行うための法案が上下両院で可決されたあと、31日、女王の裁可を経て成立しました。これによって、12月12日に総選挙が行われることが正式に決まりました。

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