EU諸企業、英国の合意なき離脱懸念

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英国のEU(ヨーロッパ連合)離脱をめぐる協議が続くなか、仏では英との取り引きがある業者らが意見を交わすシンポジウムが開催され、税関審査の復活でビジネスや物流に影響がでないか心配する声が相次いだ。

仏北部の都市リールで8日開かれたシンポジウムには、英国と取り引きのある企業の関係者らが出席しました。
海を挟んで英と接する仏北部では、食品加工、化学、機械など多岐にわたる業種の会社が英国企業と取り引きをしています。
シンポジウムでは、英国EU離脱の影響について意見が交わされ、地元の化学メーカー幹部は

「自社製品にどの程度、影響があるのか、ほかの国の同業者との競争を続けていけるのか、わからないことばかりだ」

と懸念をあらわにしました。
別の企業幹部は

「税関審査が復活することで、手続きにどれくらいの時間がかかるのか予想できず、イギリスの顧客からは離脱後の製品の納入計画を示すよう求められている」

と実情を語りました。
仏政府は、物流が滞らないよう、税関や検疫にIT技術を導入して手続きの簡素化を図っています。英ジョンソン首相は合意なき離脱も辞さない構えで、企業側は

「今月末の離脱が現実味を帯びており真剣に対策を練る必要がある」

と指摘した。

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